いわがみさん

いそのかみ、石上神宮。

昔の呼称は「いわがみさん」だったとか。

少し前に行ってきた。

お目当は神宮さんではなく、お隣の石上神宮外苑公園。

（わかったうえで行ってましたが、）枝一本咲いていませんでした。

ライトアップはどんな感じなのだろうと。

石上神宮にはたまに来るけど、実はこの外苑公園は初めて来た。

「ネットにおっさんキモいって書いてたのは自分か？」

駐車場で車から降りた時に知らないおじさんにこんなことを聞かれた。

いきなり失礼な人だなと思ったけど、もしかして、神社の関係者で、

ネットで中傷の書き込みでもされたのかなぁと適当に推測してた。

そのあと、後をついてこられて、なんなのだろうと思ってた。

そのあと何度も話かけられ、会話をすることになったが、連絡先を何度も聞かれた。

どういう場所かよくわかっていなかったけど、その人との会話の中で理解した。

最近ではよくニュースにも流れていたし、多様性の時代、みんな認め合おうと。

実際、友達にもそういう人はいたので、否定はしない。でも自分は違う。

それを無理やりわからせようとするのはどうかと思うんだよな。

昔の友人を思い出した。数年ぶりにあった友人は某宗教の熱狂的な信者になってた。

自分の病気のこと、家族やその他人間関係であるだとか、一番しんどい時の支えが

その宗教で、同じように信仰している人たち。正直初めはうさんくさいとは思ったけど

何かを信じて、仲間がいて、それが人生の支えになっているんだったら良いことで、

その宗教や仲間たちに対して拒絶の気持ちはなかった。

でもいざ自分もそれに加われとなったら話は別なんだよな。

あのとき、彼らに無理矢理会館に連れられ、よくわからない勤行みたいなことをされ、

住所や生年月日をしつこく聞かれた。正直、気持ち悪いなって思った。

宗教自身についてではなく、無理矢理押し付けてくるところが。

何度か自分は、友人に対してこういうのは興味ない、不安だと訴えた。

話せばわかる。俺は仲間に救われた。その話を聞いてほしい。仲間に会ってほしい。

そんな感じで押し切られ、ついていったら問答無用でよくわからない入会手続きに。

裏切られた気持ちと押し付けに対する気持ち悪さでいっぱいで、

その場から抜け出して、それ以来連絡を取らなくなった。

大人気なかったというのもあったかもしれないけど、自分と彼らは違う。

自分と彼らが異なるものだという理解はあったけど、彼らの思いを自分も共感しろということに対しては、理解に苦しむものがあった。

社会のシステムにとって、多様性は大事というのはわかるけど

それぞれ異なる価値観や存在を全て理解し合おう一緒になろうというのは違う。

分かり合えなくてもいい。だからといって、相手を否定はせず、自分を押し付けない。

そういう適度な距離感を保ちながら、一緒に生きていこうという考えが多様性だと思う。

かなり話が脱線してしまったけど、ストレス解消に写真撮りに行ったのに、

（あまりこういう言い方したくないけど）邪魔が入った挙句、昔のことを思い出し、

不愉快な気分になり、全然写真を撮らずに終わってしまった。

以上、公園の出来事でした。

かわづさくら

先日の休みにスタッドレスタイヤをサマータイヤに変えた。

タイヤ交換の予約時間が中途半端で、たまたま眺めてたTwitterで、

天理教教会本部の東側の桜が咲いているとあったので行ってみた。

河津桜。

伊豆の河津町で発見されたとかなんとかって聞いたことがある。

残念ながら、桜に感動するような性格でもないので、ぼーっとしながら眺めてた。

他にも桜目当ての人が沢山。天理教の黒い法被着た集団が騒ぎながら横切っていった。

とても楽しそう、ああいうのもいいな、なんて思いながらぼけーっと。

そういえば、今は集団でわいわい楽しむ機会は全然ないなと思った。

もう少し東側へ。

枝垂桜はまだまだの様子。枝一本咲いていない。

去年観に行ったときは少し遅かったので、今年はタイミングが合うといいな。

（去年の枝垂桜）